西岸寺(さいがんじ)(SaiganJi)

所在地:京都市伏見区下油掛町   地図情報

浄土宗の寺院

山号:油懸山(あぶらかけざん)

院号:地蔵院

本尊:阿弥陀如来仏

中興の祖:雲海上人

通称:油懸地蔵(あぶらかけじぞう)

 西岸寺(さいがんじ)は、伏見御香宮神社の近くにある小さな寺院

 油をかけて商売繁盛などを祈願されてきた油懸地蔵(あぶらかけじぞう)が安置されている

【西岸寺の歴史・経緯】



【西岸寺の伽藍】

 <本堂>
 2008年(皇紀2668)平成20年の再建

 <地蔵堂>
 1894年(皇紀2554)明治27年の再建
 1978年(皇紀2638)昭和53年に再び再建される

 <蕉翁塚>
 境内の奥にある
 松尾芭蕉の句「我衣に ふしみの桃の しづくせよ 芭蕉」が自然石に刻まれている句碑
 1685年(皇紀2345)貞享2年
 第三世住職 任口(にんこう)宝誉上人が俳人でもあり、親交のあった松尾芭蕉が訪ねてきて、再会の喜びを、
当時の伏見の名物であった桃にちなんで、宝誉上人の徳にあやかりたいと願って詠じたもの
 1805年(皇紀2465)文化2年
 句碑が建てられる

【西岸寺の寺宝】

 <阿弥陀如来像>
 本尊
 定朝の作といわれる

 <油懸地蔵尊像
 地蔵堂に祀られている石仏
 花崗岩に厚肉彫りされている
 像高127cm
 右手に錫杖、左手に宝珠を持っている
 鎌倉時代の作
 長年にわたって油をかけられてきており、油が2cmほど厚く積もって黒光りしており、目鼻立ちもなくなってきている

【油懸地蔵尊の故事】

 昔、山崎(乙訓郡)の油商人が門前で転んでしまい、桶の油をほとんど流してしまう
 油商人は、このお地蔵さんに、こぼした油の残りを注いで供養して帰ったところ、その後の商売が大いに繁盛したといわれる

 以後、このお地蔵さんに油をかけて祈願すれば願いがかなうとして、人々の信仰を集めた

【その他】

 右京区嵯峨天竜寺油掛町にも油掛地蔵がおられる

【西岸寺へのアクセス】

 市バス 京橋 徒歩約3分
 京阪電車 中書島駅 あるいは 伏見桃山駅 徒歩約10分
 近鉄電車 京都線 桃山御陵前駅 徒歩約15分


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