六角堂(ろっかくどう)(RokkakuDou)

正式名称:頂法寺(ちょうぼうじ)

所在地:京都市中京区六角通東洞院西入ル堂之前町   地図情報

天台宗の単立寺院

山号:紫雲山(しうんざん)

本尊:如意輪観音菩薩

創建:聖徳太子

西国三十三所観音霊場第十八番札所

洛陽三十三所観音巡礼第一番札所(如意輪観音菩薩)  第二番札所へ

 頂法寺(ちょうぼうじ)は、本堂が六角宝形造(ろっかくほうぎょうつくり)であることから「六角堂」と称される寺院

 平安時代より、庶民の信仰を集めていた
 革堂(行願寺)が上京の町堂であり、六角堂は、下京の町堂として親しまれ、町衆の生活文化や自治活動の
中核となる役割を果たしていた


 観音霊場の札所としても庶民の信仰を集め、門前町が発展し、洛中では有数の旅宿町として発展した

 本堂の前にある「へそ石」は、京都の中心を表すといわれている

 代々、池坊(いけのぼう)の宗家(華道宗家)が、六角堂の住職を兼ねる



【六角堂の歴史・経緯】




【六角堂の伽藍】

 江戸時代末までに、20回ほど焼失などしたが、庶民の信仰を集める町堂として、その都度、再建されてきた

 「京都御役所向大概覚書」によると、
 朱印寺領1石と記されており、寺内に多聞院、不動院、住心院、愛染院などがあったが現存しない

 <本堂>
 六角宝形造(ろっかくほうぎょうつくり)
 現在の建物は、1875年(皇紀2535)明治8年の再建
 聖徳太子の持仏といわれる本尊 如意輪観音菩薩、聖徳太子像、毘沙門天立像(重要文化財)が安置されている
 本堂の前には大香炉があり、邪鬼が支えている

 <太子堂>
 境内の東北隅に立つ
 聖徳太子の2才の頃の南無仏像が安置されている

 <親鸞堂>
 本堂の東にある
 1201年(皇紀1861)建仁元年
 親鸞聖人が29歳のとき、毎夜、比叡山を下りて、六角堂に百日参籠され、夢中に四句を授かり浄土真宗を開かれたといわれる
 夢のお告げを聞いておられる姿の「夢想之像」と、
 六角堂参籠の姿を自刻されたといわれる「草鞋の御影」が安置されている

 <要石(かなめいし)>
 本堂の東側にあり、旧本堂の礎石といわれる
 へそ石」と称され京の中心地であるといわれる

 <御幸桜(みゆきざくら)>
 早咲きの桜
 996年(皇紀1656)長徳2年
 花山法皇行幸され、西国三十三所観音霊場巡礼が始まったことで、花山院 前内大臣(さきのないだいじん)がこの桜を見て
「世をいのる 春の始めの法(のり)なれば 君か御幸(みゆき)の あとはありけり」と詠まれ、名付けられた

 <一言願い地蔵>
 少し首を傾けたお地蔵さん
 悩んでおられるえわけではなく、参拝者の願いを叶えてあげようか、どうしようかと考えておられるといわれる

 <聖徳太子沐浴(もくよく)の古跡>
 池

 <池坊専応口伝
 生け花発祥の地のモニュメント
 池坊専応が、弟子に授けた花伝書「大巻伝(おおまきでん)」の冒頭の部分が刻まれている
 「瓶に美しい花を挿すこと」と、池坊が伝える「よろしき面影をもととする」ことの違いが述べられている

 <合掌地蔵>
 参拝者の願いを手のひらに包み込んで、その願いが叶うように一緒にお祈りをされている姿
 手を合わせ、その手に願いをささやきながら吹き込んで祈願する

 <北向地蔵尊>
 内裏(御所)を守護されるために、北を向いておられる
 御所を守護されることは、人々の生活を守ることにつながるといわれる

 <わらべ地蔵>
 小さな子供を守護される
 寝たり、立ったりしている姿は、それぞれ修行をされ禅定の姿で守護されている




【六角堂の寺宝】

 <如意輪観音菩薩>
 本尊
 聖徳太子の持仏といわれる

 <木造 毘沙門天立像(重要文化財)>
 平安時代後期の作
 像高102cm

 <聖徳太子像>

【池坊(いけのぼう)】

 頂法寺の本坊にあたる池坊(いけのぼう)が代々の住持となっている
 「池坊」の名前は、「聖徳太子が水浴したという池(井戸)」のほとりに住まいがあったことにちなんで名付けられたといわれる

 室町時代
 文明年間(1469〜1486年)
 池坊の僧が、本尊の如意輪観音に花を供えることとなっており、池坊12世 池坊専慶が、花の生け方に特徴的に
優れた手腕を持ち、立花の名手となり、以後、立花が池坊の家業となる

祇園祭くじ取り式

 江戸時代
 下京の町堂として親しまれ、町衆の生活文化や自治活動の中核となる役割を果たし
 祇園祭山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が、六角堂で行われていた
 現在のくじ取り式は、京都市役所で行われている

【六角堂の御詠歌】

 わがおもうふ こころのうちは むつかど ただまろかれと いのるなりけり

【六角堂へのアクセス】

 市バス 烏丸三条 徒歩すぐ
 地下鉄 烏丸御池駅 徒歩約5分
 阪急電車 烏丸駅  徒歩約10分


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