フジ(藤)(Wisteria floribunda)

分類:マメ科フジ属

分布:本州・四国・九州の温帯から暖帯

開花時期:4月下旬〜5月上旬

 フジ(藤)は、マメ科フジ属のつる性の落葉木

【フジ(藤)の特徴】

【フジ(藤)の名所】

 <平等院(宇治市)>
 観音堂の近くの藤棚
 樹齢250年以上のノダフジ
 花房は、1mほどある

 <才ノ神藤公園(さいのかみ)(福知山市大江町)>
 自然に自生したヤマフジ
 推定樹齢450年
 京都府天然記念物

 <城南宮(南区)>
 「室町の庭」に躑躅(ツツジ)とともにある
 樹齢約150年

 <鳥羽水環境保全センター(南区)>
 約40本、120mの藤棚

 <京都御苑 拾翠亭>
 邸内の九条池にある藤棚

 <青蓮院大日堂>
 <退蔵院
 <長岡天満宮錦水亭>
 <平安神宮
 <龍安寺
 <藤波神社(綾部市)>

【和歌】

 「花は盛りに なりにけり 平城(なら)の都を 思ほすや君」
 万葉集
 大伴四綱(おおとものよつな)

 「藤波(ふぢなみ)の 咲き行く見れば 霍公鳥(ほととぎす) 鳴くべき時に 近づきにけり」  万葉集
 田邊福麿(たなべのさきまろ)

 「ふるさとの 池の藤波 誰植えて むかし忘れぬ かたみなるらむ」
 金槐和歌集
 源実朝

 「しはらくは 花の上なる 月夜哉(かな)」
 松尾芭蕉

 「瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ 畳の上に とどかざりけり」
 正岡子規

【その他】

 <用途>
 他のつる性植物と同様に、茎を乾燥させて椅子などの家具に加工される

 <家紋「藤紋」>
 藤の花や葉が図案化されている
 下り藤・上り藤・藤巴・左一つ藤巴・九条藤
 下り藤に花菱・上り藤に加の字・下りばら藤
 石持地抜上り藤・八つ藤に唐花
 など

 平安時代に摂政関白を独占していた藤原氏から分かれた家が、その印として藤を家紋とした
 公家の五摂家のうち、九条家・二条家・一条家が藤紋
 公家の醍醐家・正親町家・裏辻家
 武家利仁流では、加藤・斎藤・後藤・堀・村岡・長井・竹田など
 武家秀郷流では、内藤・藤井・伊藤・安藤・近藤・佐藤・長谷川・五十幡・中野・川村・中岡など
 その他、遠藤・藤本・藤沢・藤田氏
 などが藤紋を用いている

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