大歳神社(おおとしじんじゃ)(OotoshiJinjya)

所在地:京都市西京区大原野灰方町   地図情報

祭神:大歳神

相殿:石作神、豊玉姫

社格式内社(大社)、旧郷社

創建:718年(皇紀1378)養老2年2月

通称:栢森明神(かしわのもりみょうじん)、栢の社

ご利益:五穀豊穣、商売繁盛、厄災除け、事業成功、家内安全

京都市の史跡(1995年(皇紀2655)平成7年)

 大歳神社(おおとしじんじゃ)は、西京区の大原野(おおはらの)にある式内社の神社

 善峰川の北側に南東向きに境内がある

 農耕生産厄除を司る大歳神が祀られていて、式内社(大社)とされていた

 相殿には、式内社だった石作神社が合祀されている

 境内は、栢(かしわ)の木が繁茂していたらしく、鎮守の森として「栢森」と称され、「栢の社」とも称される

【大歳神社の歴史・経緯】

【大歳神社の祭神】

 <大歳神(おおとしのかみ)>
 農耕生産の神さん
 方除祈雨も司どり、お正月に各家に訪れる歳神様(としがみさま)

 素戔嗚尊と大市比売の子で、妹神(弟神)に宇迦之御魂神(稲荷神)がいる

 この地が、山城国から出雲へ向かう出口にあたり、出雲系民族によって開拓され、その祖神を祀ったものだといわれる


 <相殿 石作神>
 代々石棺などを造っていた豪族の祖神
 火明命(ほあかりのみこと)の後裔ともいわれる

 <相殿 豊玉姫命>
 彦火火出見尊の后

【大歳神社の境内】

 創建当初は、広大な広さがあり、栢(かしわ)の木が繁茂していたらしく、鎮守の森として「栢森」と称され、「栢の社」とも称される

 <本殿>
 1941年(皇紀2601)昭和16年
 皇紀2600年事業に伴い、長岡天満宮の本殿が移築される
 一間社流造、檜皮葺

 <拝殿>
 <幣殿>

 <大神宮社>
 天照大御神を祀る

 <天満宮社>
 拝殿右手にある

 <稲荷社>
 <向日社>
 <西ノ宮社>
 <春日社>

 <遥拝石>
 <杉の大木>
 <クロガネモチの木>

 <飛地境内社 住吉神社>
 大原野大字出灰にある

 <飛地境内社 早尾神社>
 大原野石作町にある

【相殿 石作神社(いしつくりじんじゃ)】

 相殿に石作神が祀られている

 石作神は代々石棺などを造っていた豪族の祖神
 火明命(ほあかりのみこと)の後裔ともいわれる

 石作氏の祖は、建麻利根命(たてまりねのみこと)ともいわれる

 弥生時代
 第11代 垂仁天皇の后 日葉昨姫命(ひばすひめのみこと)が亡くなったときに、石棺を献上したことから
「石作大連公(いしづくりおおむらじのきみ)」の姓を賜ったといわれる

 859年(皇紀1519)貞観元年
 正六位より従五位下に昇格する

 平安時代中期
 延喜式神名帳記された

 創建時には、三鈷寺近くの早尾神社、あるいは、長峰八幡宮の付近にあったといわれる

 その後、石作氏の衰微により、大歳神社に合祀された

 1974年(皇紀2634)昭和49年6月
 石作神が、石工団地神社(愛知県岡崎市)に分霊された

【大歳神社の祭事】

 <例祭>
 10月21日

 <氏子祭>
 10月第3日曜
 金剛流家元による奉納舞が、江戸時代中期より行われている

 <乙訓鎮座神社巡り>
 1月
 近隣21社からなる

【その他】

 <地名「灰方(はいがた)」>
 昔より、石灰(せっかい)が取れ、焼いて宮中へ献上していたことにちなむ

 付近には、「灰谷(はいたに)」「出灰(ゆずりは)」などの地名もある

【大歳神社へのアクセス】

 JR 向日町駅から車で約15分
 阪急電車 京都本線 東向日駅より阪急バス 灰方停留所 徒歩8分


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