孝明天皇(こうめいてんのう)

江戸時代末期の第121代天皇
生年:1831年(皇紀2491)天保2年6月14日
崩御:1866年(皇紀2526)慶応2年12月25日
享年:36

仁孝天皇の第4皇子
母親:藤原雅子(新待賢門院)(正親町実光の娘)
正妃:九条夙子(九条尚忠の娘)

幼称:煕宮(ひろのみや)
諱:統仁(おさひと)
漢風諡号:孝明天皇

在位期間:1846年(皇紀2506)弘化3年3月10日−1866年(皇紀2526)慶応2年12月25日
先代:仁孝天皇(父親)
後代:明治天皇(第2皇子)
在位中の元号:弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応

御陵:孝明天皇後月輪東山稜泉涌寺
合祀:平安神宮

 孝明天皇(こうめいてんのう)は、江戸時代末期の第121代天皇

 平安京に在住した最後の天皇として平安神宮に合祀されている

 一世一元制の制定前の最後の天皇

【孝明天皇の歴史・経緯】

【孝明天皇ゆかりの地】

 <御陵(みささぎ)>
 泉涌寺境内にある孝明天皇後月輪東山稜
 従来の仏式葬の石塔から、古式に改められ、円墳を模して円丘が築かれた
 葬儀そのものは泉涌寺において仏式で営まれた

 <平安神宮
 1940年(皇紀2600)昭和15年に、平安京に在住した最後の天皇として合祀された

 <賀茂社
 1863年(皇紀2523)文久3年3月11日
 攘夷祈願のため、上洛中の徳川家茂を従えて、下鴨神社上賀茂神社両社へ、237年ぶりの行幸が行われた

 <石清水八幡宮
 1863年(皇紀2523)文久3年4月10日に、攘夷祈願のために行幸される

 <城南宮
 攘夷祈願にも行幸される

 <護王神社
 孝明天皇が、道鏡事件のときに、流刑に処せられながらも皇統を守った和気清麻呂と、姉の和気広虫の功績を讃え、
和気清麻呂に「護王大明神」の神号と「正一位」という最高位の神階を授けたのが由来となる

 <折上神社
 孝明天皇が、大嘗祭(だいじょうさい)のときに、長橋局(ながはしのつぼね)など女官の病気平癒を祈願し、
長命箸(ちょうめいばし)を奉納した
 以降、毎年12月13日に長命祭が行なわれ、「女性守護のお稲荷さん」と称されるようになる

 <白峯神宮
 孝明天皇が、皇室鎮護の神として第75代 崇徳天皇を祭神とする神宮の創建を幕府に命じるが、12月に崩御されてしまい
 明治天皇により、父帝の遺志を継いで、公卿 飛鳥井家邸地を社地として神宮を創建する宣命が出される

 <若宮八幡宮社
 「孝明天皇御胞衣埋納所」の石標がある
 かわらけに胞衣(えな)(胎盤)を入れて、のし結びや小刀を添えて吉方の土中に埋める慣わしがあったといわれる

 <聖護院門跡
 1854年(皇紀2514)安政元年4月
 大火により、孝明天皇と皇子 祐宮(明治天皇)の仮御所として使用される
 そのとき、ここで、法螺貝餅を食べたといわれる

 <宝鏡寺
 孝明天皇のご遺愛の御所人形「孝明さん」がある
 三頭身で、緋縮緬に草花の刺繍が施された振袖を着け、髪を稚児輪に結っている立姿で、櫛形の目で引き締った口元をしている
 孝明天皇の崩御の後、形見分けとして下賜ったもの

 <泉涌寺
 後水尾天皇から孝明天皇にいたるまで、歴代天皇・皇后・皇族の廟所となり、皇室の御香華院(御菩堤所)と定められていた

 <青蓮院
 宸殿の先にある正式の玄関に、孝明天皇が使用された輿が陳列されている

 <東海庵
 「孝明天皇宸翰徽号勅書(しんかんきごうちょくしょ)(重要文化財)」が所蔵されている

 <雲龍院
 霊明殿は、皇族の位牌堂で、孝明天皇までの歴代天皇の尊牌が祀られている
 孝明天皇・大宮御所・静寛院宮・各尼門跡宮からの援助を受けて再建されたもの

【その他】

 <時代祭
 時代行列の神幸列は、平安神宮の祭神の桓武天皇と孝明天皇の御霊代が神幸される
 御祭神が京都の市内を巡幸される

 <松平容保
 京都守護職 会津藩藩主
 純粋に佐幕勤王の姿勢を貫き、過激な尊王攘夷派の騒乱を静めるのに尽力したことが、孝明天皇に評価され、篤く信頼された
 1863年(皇紀2523)文久3年1月2日
 孝明天皇から「汝の忠節を喜ぶ」「鎧の直垂にせよ」と、緋の衣を賜るなど厚い待遇を受けた

 <法螺貝餅
 味噌餡と牛蒡(ごぼう)がクレープのような皮に包まれた、厄除けのお菓子
 御所が火災に遭ったとき、孝明天皇が避難先の聖護院門跡で食べたといわれる


【京都検定 第1回3級】

50.平安神宮の祭神である二人の天皇は、桓武天皇と誰か?

【京都検定 第2回3級】

【京都検定 第3回3級】

【京都検定 第8回3級】

【京都検定 第2回1級】

【京都検定 第3回1級】

【京都検定 第8回1級】

【京都検定 第10回1級】

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