後醍醐天皇(ごだいごてんのう)

鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけての第96代天皇

生年:1288年(皇紀1948)正応元年11月2日
没年:1339年(皇紀1999)延元4年/暦応2年8月16日
享年:52(満50歳)

大覚寺統 後宇多天皇の第二皇子
母親:談天門院 藤原忠子(内大臣花山院師継の養女)(談天門院)(実父は参議五辻忠継)

諱:尊治(たかはる)

南北朝時代の南朝の初代天皇

在位:1318年(皇紀1978)文保2年2月26日 - 1339年(皇紀1999)延元4年/暦応2年8月15日

御陵:塔尾陵(とうのおのみささぎ)(奈良県吉野町大字吉野山字塔ノ尾の如意輪寺内)

 後醍醐天皇(ごだいごてんのう)は、鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけての第96代天皇

 鎌倉幕府を倒して建武の新政を実施するが、間もなく足利尊氏の離反により京都を追われ、大和吉野で南朝政権を樹立した

【後醍醐天皇の歴史・経緯】

【後醍醐天皇ゆかり地】

 <後醍醐天皇塔尾陵(とうのおのみささぎ)>
 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山字塔ノ尾の如意輪寺内にある
 円丘
 一般に天皇陵は南面しているが、後醍醐天皇陵は、後醍醐天皇の遺言により京都を向いて北面している

 <天龍寺
 足利尊氏が、夢窓疎石に勧められて、後醍醐天皇の菩提を弔うために夢窓疎石を開山として創立した
 多宝殿(たほうでん)は、亀山上皇が離宮を営んだときに、後醍醐天皇が学問所としたところ
 祠堂の中央に後醍醐天皇の木像が安置され、霊廟とされる
 鎌倉時代頃の建築様式を用いて、後醍醐天皇の吉野行宮時代の紫宸殿を模して建てられている

 <佛光寺
 後醍醐天皇の夢告により興正寺の盗まれた阿弥陀如来の木像が出てきたことから、「阿弥陀佛光寺」との勅号を
後醍醐天皇より賜り、略して「佛光寺」と称されるようになる

 <醍醐寺
 後醍醐天皇宸翰天長印信(蝋牋)(国宝)がある

 <大徳寺
 後醍醐天皇により保護され、「本朝無双の禅苑」として京都五山のさらに上位に格付けして、寺域も拡大させた
 後醍醐天皇が、開祖 宗峰妙超の法系の僧のみを住職とすることを定めた文書「後醍醐天皇宸翰御置文(国宝)」がある

 <延暦寺
 足利尊氏が九州より再入京したときに、後醍醐天皇は三種の神器を持って逃れて抵抗したところ

 <浄土院
 大書院に、後醍醐天皇が三種の神器を納め平等院に滞在したときの御座所などが残る

 <興正寺
 後醍醐天皇の夢告により興正寺の盗まれた阿弥陀如来の木像が出てきたといわれる

 <妙顕寺
 日像上人が、宮中に参内し、後醍醐天皇の御前で法華経の講義をされたときに喜ばれ勅願論旨を賜ったといわれる
 後醍醐天皇より「法華宗号」の勅願論旨を拝受した聖日(4月14日)に法華千部会が行われる
 6月16日には、法華懺法会(後醍醐天皇聖忌会)が行われる

 <南禅寺
 後醍醐天皇により、京都五山の第一位とされる

 <鹿王院
 後醍醐天皇宸簡御消息1幅(重要文化財)がある

 <廬山寺
 後醍醐天皇の勅願寺となる

 <真如堂
 後醍醐天皇の寄進による舎利塔がある

 <正伝寺
 後醍醐天皇の勅願所となる

 <岡崎神社
 後醍醐天皇により再建された

【その他】

 <著作「建武年中行事」>
 漢字仮名交じり文で記された有職故実書
 中世の朝廷儀礼について伝え、後に、朝廷で盛んに利用された

 <諡号「後醍醐」>
 後醍醐天皇は、「延喜の治」と称され天皇親政の時代とされた醍醐天皇の治世を理想としていた
 一般に、天皇は死後に贈られるものであるが、生前に自ら、醍醐天皇にあやかって「後醍醐」の号を定めていた
 醍醐天皇は宇多天皇の皇子であり、後醍醐天皇は、自身を父親 後宇多天皇の正統な後継者として位置づける意味で
自ら命名したともいわれる

 <建武の新政
 後醍醐天皇は、公家・武家ともに支配し、中国的な天皇専制を目指したといわれる
 大内裏を造営
 著書「建武年中行事」「建武日中行事」などにより、天皇中心の儀式典礼を整えた
 腹心の貴族・武士で構成した記録所・恩賞方を置き、そこを通じた綸旨を絶対とする
 諸国の一宮、二宮、国分寺を天皇直轄とする
 銭貨・紙幣の発行を企画する
 地頭領の所出の20分の1を徴収し、その運用を京都の土倉に任せる
 自ら密教の行者として、度々、祈祷を行い、僧衣を黄色に統一しようとする

 <皇子・皇女>
 20人前後の女性に、40人近い皇子・皇女を生ませた


【京都検定 第1回3級】

22.建武の新政を断行し、大徳寺に帰依して京都五山の上に格付けし保護したのは誰か?

【京都検定 第2回3級】

【京都検定 第4回3級】

【京都検定 第6回3級】

【京都検定 第8回3級】

【京都検定 第10回3級】

【京都検定 第12回3級】

【京都検定 第1回2級】

【京都検定 第2回2級】

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