天然記念物(てんねんきねんぶつ)とは、文化財保護法第109条により、文部科学大臣が、
日本の国にとって重要なもの、学術上価値の高いものとして指定した動物、植物、地質・鉱物、天然保護区域などの記念物
特に重要なものは、特別天然記念物に指定される
京都府においても、文化財保護条例により、京都府の区域内に存する記念物(動物、植物、地質鉱物)のうち重要なものが、
指定天然記念物・登録天然記念物に定められている
動物の場合は、生息地・繁殖地・渡来地を
植物の場合は、自生地を、
鉱物の場合は、特異な自然現象を生じている土地を含めて天然記念物として指定される
天然記念物を含んだ一定の範囲を、天然保護区域として区域指定される
文化財保護目的である文化財保護法が根拠となっているため、
天然記念物に指定された生物が生息するための生息環境を改変しても、
指定された天然記念物それ自体を変更するものでないため、法規制に抵触しない場合が多い
文化財保護法第109条では、天然記念物と同じ項目として、
史跡、名勝が定められている
1919年(皇紀2579)大正8年
「史蹟名勝天然記念物保護法」が公布され、これに基づいて天然記念物の指定が行われていた
1950年(皇紀2610)昭和25年
「文化財保護法」が施行され、「史蹟名勝天然記念物保護法」が引継がれる
1981年(皇紀2641)昭和56年
京都府文化財保護条例が制定される
京都府の地域指定されたものはなし
京都府にも存在するもの
<カモシカ>
<オオサンショウウオ>
所在地として、京都府が指定されているもの10件
<大田ノ沢のカキツバタ群落>
大田神社
境内の東側の大田ノ沢で野生の杜若が群生する
<オオミズナギドリ繁殖地>
舞鶴市冠島
<清滝川のゲンジボタルおよびその生息地>
京都市右京区清滝川
<郷村断層(ごうむらだんそう)>
京丹後市網野町郷、生野内
<琴引浜(ことひきはま)>
京丹後市
<常照皇寺の九重ザクラ>
常照皇寺
枝回りが20mあるといわれる巨木の枝垂桜
一重と八重が一つの枝に咲く
<比叡山鳥類繁殖地>
京都市左京区、大津市坂本本町
比叡山 延暦寺
<稗田野の董青石仮晶>
亀岡市稗田野町の桜天満宮で採取できる「桜石」
<東山洪積世植物遺体包含層>
京都市東山区今熊野南日吉町
<深泥池生物群集>
深泥池
3万年から1万年前の氷河期時代のミツガシワやホロムイソウなどの動植物が生きている化石として生育し、
多くの水生植物、昆虫、魚類、野鳥などが生存し、学術的にも貴重な池
<遊龍松>
善峯寺
樹齢600年といわれ境内に長大な枝を伸ばす松
その他、地域指定されず京都府にも存在するもの
<アユモドキ>
<イタセンパラ>
<イヌワシ>
<オオワシ>
<オジロワシ>
<カラスバト>
<小国鶏>
<ヤマネ>
<朝倉神社のスギ>
南丹市園部町千妻
<アベサンショウウオ基準産地>
京丹後市大宮町善王寺姫御前
<石清水八幡宮御文庫のクスノキおよび神楽殿のクスノキ>
石清水八幡宮
<君尾山のトチノキ>
綾部市五津合町大ヒシロ
<旧府知事公舎のエノキ>
京都府庁舎
<才ノ神のフジ>
福知山市大江町南有路
<地蔵院のシダレザクラ>
地蔵院
1727年(皇紀2387)享保12年の植樹
樹高約10m、幹回り約2.4m
すでに枯れてしまった円山公園の先代の枝垂桜と、母樹が同じ兄弟桜
<質志鍾乳洞>
船井郡京丹波町質志
<下黒田の伏条台杉群>
京都市右京区京北町下黒田
<称名寺のニホンナシ>
称名寺 宇治市東笠取谷ノ奧
<神宮寺のコウヤマキ>
与謝野町字野田川字石川
<成相寺のタブノキ>
宮津市成相寺
<滝のツバキ>
与謝野町字加悦滝深山
<当尾の豊岡柿>
相楽郡加茂町大字大畑
<夜久野玄武岩柱状節理>
福知山市夜久野町小倉
<八坂神社のスギ>
相楽郡和束町大字中
<アベサンショウウオ>
丹後地方全域
以下、特に地域指定されていないもの
<ハッチョウトンボ>
<ギフチョウ>
<オヤニラミ>
<アユカケ>
<新熊野神社の大樟>
新熊野神社の目印にもなっている巨大な楠(クスノキ)
1160年(皇紀1820)永暦元年の創建時に
和歌山県の熊野から移植されたもので、後白河上皇のお手植といわれる
熊野の神々が降り立つ「影向(ようごう)の大楠」とも称されたり
後白河上皇のお腹の病が治まったいわれから、「お腹の神様」として信仰されている
<岩屋山志明院の岩峰植生>
志明院
石楠花林(シャクナゲりん)は、4月下旬から5月上旬が見ごろとなる名所
樹齢は、約100年ぐらいといわれる
歌舞伎十八番「鳴神(なるかみ)」の舞台
<貴船神社のカツラ>
貴船神社の奥宮
奥宮の社殿の東北の橋を渡った西側の谷沿い、渓側にたち、背後は急傾斜の山腹に立つ
カツラ科の桂(カツラ)
貴船渓谷の古い時代の自生種
<柊野のチリツバキ>
京都市北区上賀茂北ノ原町
<古知谷のカエデ>
京都市左京区大原古知平町
<金札宮のクロガネモチ>
京都市伏見区鷹匠町
<白峯神社のオガタマノキ>
白峯神宮の小賀玉の木(おがたまのき)
京都最大の神霊常緑樹
<総見院のワビスケ>
総見院
豊臣秀吉が、総見院の創建時に、千利休から譲り受けて植えたものといわれる
<大徳寺のイブキ>
大徳寺
<知恩院のムクロジ>
知恩院
<白山神社のカシ>
京都市右京区京北田貫町宮ノ後
<花脊の天然伏条台杉>
京都市左京区花脊原地町
<福徳寺のサクラ>
京都市右京区京北下中町寺ノ下
<武信稲荷神社の榎>
京都市中京区三条通神泉苑町西入下ル
<本願寺(西本願寺)のイチョウ>
西本願寺
<松尾大社のカギカズラ野生地>
松尾大社
<ミナミイシガメ>
京都市全域
<由岐神社のスギおよびカゴノキ>
由岐神社
1607年(皇紀2267)慶長12年頃に植えられたものといわれる
<霊鑑寺の日光>
霊鑑寺
<鹿苑寺(金閣寺)のイチイガシ>
金閣寺(鹿苑寺)
櫟樫(いちいがし)が京都で生育しているのは珍しい
<御香宮神社のソテツ>
御香宮神社
西株は雌株、東株は雄株
1605年(皇紀2265)慶長10年頃、本殿建築時に植えられたといわれる
覆いなしで越冬、開花結実する
<久多の大杉>
京都市左京区久多中の町
<金剛王院(一言寺)のヤマモモ>
一言寺
樹高9.2m、胸高周囲3.3m、直径約10mの円形樹冠
春に見事な花が咲き、6月頃には赤い実が一面になる
<青蓮院のクスノキ>
青蓮院の門前の巨大な楠(くすのき)5本
親鸞聖人の御手植といわれる
<月輪寺のホンシャクナゲ>
京都市右京区嵯峨清滝月ノ輪町
<「哲学の道」のゲンジボタルおよびその生息地>
京都市左京区若王子町ほか
<天寧寺のカヤ>
京都市北区鞍馬口通寺町東入
<東福寺のイブキ>
東福寺
<花脊のダイスギ>
京都市左京区花脊原地町
<宝泉院のゴヨウマツ>
宝泉院
近江富士を型どる樹齢700年の五葉松
京都市内にある3つの著名な松の一つ
竹林、梅、紅葉の名所で、秋のライトアップも行われている
<国分寺境内地イチョウ(お葉付イチョウ・乳イチョウ)>
亀岡市千歳町国分桜久保
<柏槇(びゃくしん)>
粟生光明寺
ヒノキ科、「イブキ」とも称される
法然上人の火葬跡前に献樹されたものといわれる
樹齢4,500年の巨木
<キリシマツツジ>
長岡天満宮
八条ヶ池の池畔・中堤の霧島つつじ(キリシマツツジ)の真紅の回廊がみごとな名所
見頃は、4月下旬〜5月上旬
樹高が約2.5mあり、樹齢130年前後と推定される
<金子邸のかや>
宇治市東笠取稲出
<知見正法寺のイチョウ>
南丹市美山町知見
<北八幡神社のスギ>
南丹市美山町北
<北稲荷神社のトチ>
南丹市美山町北
<小林家住宅のモミジ>
南丹市美山町下平尾
<宮脇道相神社のカヤ>
南丹市美山町宮脇
<静原光照寺のヤマザクラ>
南丹市美山町静原
<諏訪神社のスギ>
南丹市美山町鶴ヶ岡
<松尾鈴波神社のスギ>
南丹市美山町松尾
<三埜菅原神社のスギ>
南丹市美山町三埜
<小笹尾大川神社のスギ>
南丹市美山町三埜
<キマダラルリツバメ>
福知山市三段池公園・城山公園一帯
<かごの木・むくの木>
福知山市池田大神宮
<ウミネコ・ヒメクロウミツバメの繁殖地沓島>
舞鶴市字野原、小橋、三浜
<イチョウ(銀杏)>
舞鶴市字松尾 松尾寺境内
<カヤ(榧)>
舞鶴市字鹿原 金剛院境内
<しだれ桜(古木と若木)>
舞鶴市字吉田 瑠璃寺境内
<リンボク(木)>
舞鶴市字城屋 天王社社域
<三浜海蔵寺のシイ>
舞鶴市字三浜 海蔵寺境内
<青葉山のオオキンレイカ>
舞鶴市字松尾小字青葉山
<成相寺の逆スギ>
宮津市成相寺
<ムクノキ>
宮津市字外垣小字オイノク
<八幡神社の椎林>
宮津市字宮村小字猪ノ岡
<大フケ湿原>
宮津市字上世屋
<内山の大ブナ>
京丹後市大宮町五十河奥野
<鳴き砂>
京丹後市網野町掛津、遊
<平海岸海浜植物群自生地>
京丹後市丹後町平湊
<宇川流域天然鮎生息地>
京丹後市丹後町小脇〜平 丹後町内全流域
天然の鮎の生息地
<雙栗神社のクスノキ>
久世郡久御山町大字佐山小字双栗
<カヤの木>
船井郡京丹波町細谷
<七色の木>
船井郡京丹波町仏主
<椎樹>
与謝郡与謝野町字岩滝弓木新宮(権現山)
京都通メンバページ
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