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日記文学(にっきぶんがく)
Literature of Diary
平安時代
時間の経過に沿って実話を描いたものを「日記」と称される
宮中での儀礼などに関して詳細に書かれたものや、紀行などもある
公私の出来事を記した日記は、貴重な歴史史料にもなっている
平安時代中期
国風文化の中で、
ひらがな・カタカナが発明されて、多くの人々が容易に文章で表現をすることができるようになり、
特に、宮廷・貴族の女流作家が活躍し、日記も多く書かれるようになった
【主な日記】
<入唐求法巡礼行記>
慈覚大師 円仁が、入唐から五台山での修行を終えて長安への9年半にわたる旅を書き綴った日記
日本人による最初の本格的な旅行記
皇帝 武宗による仏教弾圧である会昌の廃仏の様子を生々しく伝えるものとして歴史資料としても高く評価されている
玄奘(げんじよう)の「大唐西域記」、マルコ・ポーロの「東方見聞録」とともに、三大旅行記の一つとされる
1964年(皇紀2624)昭和39年
元駐日米大使ライシャワ博士により、「東方見聞録」よりも歴史的に価値が高いと論文の中で世界に紹介された
<
土佐日記(とさにっき)>
紀貫之(きのつらゆき)(土佐国の国司)
土佐の国から京都へ帰京する道中の紀行文日記
漢文ではなく、女性著者を装って平仮名で書かれている
<御堂関白記>
藤原道長
法成寺に残る
<実隆日記>
三条西実隆
史料的価値もある漢文日記
<
明月記>
藤原定家
18歳から74歳までの56年にわたる克明な日記
漢文
おうし座で超新星爆発(現在のかに星雲)が起こったことに関する記述があり、
理論上のものだった「超新星爆発」の初の実証例として認められた天文学上の重要な資料
安楽寿院の所蔵
<玉葉>
九条兼実
<
蜻蛉日記(かげろうにっき)>
藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)
夫 藤原兼家との結婚生活や、藤原兼家の側室 時姫との確執などが書かれている
<和泉式部日記(いずみしきぶにっき)>
和泉式部(いずみしきぶ)
中古三十六歌仙の一人
帥宮(そちのみや)(敦道親王)と歌をやりとりしたりする恋愛物語風の日記
<紫式部日記(むらさきしきぶにっき)>
紫式部(むらさきしきぶ)
藤原道長や中宮彰子の宮廷生活が描かれている
<
更級日記(さらしなにっき)>
菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)
著者13歳から52歳頃までの約40年間の回想録
清水寺などが記載されている
<讃岐典侍日記(さぬきのすけにっき)>
讃岐典侍藤原長子
<弁内侍日記>
弁内侍
<うたたね>
阿仏尼(あぶつに)(藤原為家の側室)
<
十六夜日記(いざよいにっき)>
阿仏尼(あぶつに)(藤原為家の側室)
京都から鎌倉への道中の紀行文日記
所領紛争の訴訟のことも書かれている
<中務内侍日記>
伏見院中務内侍
<とはずがたり>
後深草院二条
<嵯峨日記>
1691年(皇紀2351)元禄4年
松尾芭蕉が、
落柿舎に滞在し著したといわれる
<実相院日記>
実相院の歴代の住職らが綴った門外不出の日記
260年間に渡る歴史が記録されており貴重なもの
<異国日記(重要文化財)>
金地院に所蔵される以心崇伝の外交に関する「異国日記」2冊
<小右記>
藤原実資の日記
<寛政京都日記>
高山彦九郎の日記
<静寛院宮御日記>
和宮親子内親王
<
祗園執行日記>
祗園祭について
「神事コレ無クトモ、山鉾渡シタキ事ヂヤケニ候」と、
中世には、当初の官祭から現在のような町衆の祭礼へと変化していったことが記されている
<
隔冥記(かくめいき)>
鳳林承章の自筆日記
1635年(皇紀2295)寛永12年より34年間にわたる日記
【京都検定 第2回2級】
【京都検定 第3回2級】
【京都検定 第3回1級】
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