嵯峨大念仏狂言(さがだいねんぶつきょうげん)

嵯峨大念仏狂言(さがだいねんぶつきょうげん)は、清凉寺で行われる大念仏狂言

場所:清凉寺境内 (京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町)   地図情報

公演:年数回

京都三大念仏狂言の一つ
重要無形民俗文化財

 嵯峨大念仏狂言(さがだいねんぶつきょうげん)は、清凉寺境内の狂言堂で行われる大念仏狂言

 融通念仏(大念仏)の中興 円覚上人による念仏の教えを無言劇としたもの

【嵯峨大念仏狂言の歴史・経緯】


大念仏狂言

 <大念仏狂言
 融通念仏(大念仏)の中興 円覚上人による念仏の教えを無言劇としたもの

 以下のような特徴がある
 プロの狂言師が行うのではなく、演者も囃子も裏方も全て民間人の手で行われている
 全ての役者が面をつける仮面劇
 セリフのない無言劇
 「融通念仏」や「大念仏会」にから発展した宗教的な背景がある

【嵯峨大念仏狂言の演目】

 嵯峨大念仏狂言の演目は、カタモンとヤワラカモンの二種類に大別される

 公演では、カタモンとヤワラカモンが交互に演じられる

 春季公演では、最初の演目を「花盗人」、最後を「餓鬼角力」とするのが定番となっている

 <カタモン>
 派手なたちまわりや勧善懲悪をテーマとした能のような演目

 「土蜘蛛」「羅生門」「大江山」「熊坂」「橋弁慶」「舟弁慶」「大仏供養」
 「道成寺」「紅葉狩」「夜討曾我」「百萬」

 <ヤワラカモン>
 コミカルな要素を持った演目

 「花盗人」「愛宕詣」「釈迦如来」「とろろ」「縛り坊主」「大黒狩」「大原女」「蟹殿」「餓鬼角力」





【舞台方】

 正面奥の向かって右側から、囃し方の鉦と締太鼓の奏者、1〜2名の横笛奏者、数名の後見が並ぶ

 後見は、舞台上で役者の着替えを手伝ったり、小道具の世話をしたりする
 役者に突然の事故があった場合には、面をつけずにその代役を務めることもある

 囃子は、鉦(カン)と太鼓(デン)による2種類の基本リズムがある
 「カン・デン・休み・デン・カン・デン・ デン・休み」
 「カン・デン・デン・デン・カン・デン・デン・休み」

【嵯峨大念仏狂言の公演】

 <春季公演>
 原則として、毎年4月の第1日曜日、第2土曜日、第2日曜日に開催される
 通常は、1日に3番の演目が上演される
 初日の最初の演目を「花盗人」、 三日目の最後の演目を「餓鬼角力」とするのが定番となっている

 <秋季公演>
 清凉寺で大念仏会を創始した円覚上人の命日である10月26日に近い日曜日に開催される
 公演の前には、清凉寺裏の元地蔵院の墓地にある円覚上人のお墓に、保存会の会員が墓参される
 原則、3番の演目が上演される

 <嵯峨お松明式
 釈迦の入滅の陰暦2月15日にちなんで、毎年3月15日に開催される
 上演の後、お松明のおねりと点火が行われる

 <嵐山もみじ祭
 毎年11月の第2日曜日、嵐山渡月橋上流で開催される
 原則として、午前と午後に同じ演目が1回ずつ上演される


【京都検定 第3回3級】

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【京都検定 第11回2級】

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