酒どころで有名な伏見はかつて「伏水」と称され、良質の地下水に恵まれているところ 豊臣秀吉は、伏見城内に「金名水」「銀名水」と称される井戸を掘り、茶会に用いていたといわれる
<閼伽水(あかすい)>
長建寺
「閼伽水」とは、仏さんに供える水の事
長建寺の本尊 弁財天や、密教十二天の一つ水天尊(水の神)にもお供えされている
<菊水若水(きくすいわかみず)>
城南宮
江戸時代中期の随筆によると、
こ水を飲むとあらゆる病が治るといわれ、毎日、参拝者が絶えず、霊元法皇の歯痛も治ったといわれる
お百度を踏んで水を持ち帰って病人に授ける信仰があったといわれる
東大寺のお水取りの水は、若狭・遠敷川から、菊水若水の井戸を通り、二月堂の若狭井に達するといわれる
<金運清水(きんうんしみず)>
大黒寺の入口の左奥
秘仏 出世大黒天に、毎月1日、お供えされ、金運良好・資産増加・厨房守護・子孫繁栄などのご利益がある水
2001年(皇紀2661)平成13年
新しく井戸が掘られている
<御香水(ごこうすい)>
御香宮神社
環境庁の名水百選に指定された清泉
平安時代初期、862年(皇紀1522)貞観4年9月9日に湧き出し、
香りが四方に漂い、この湧水を飲むと、どんな病気をも癒すと伝えられ、清和天皇から「御香宮」の名称を賜わる
明治時代に涸れてしまう
1981年(皇紀2641)昭和56年に復元される
<さかみず>
月桂冠大倉記念館
地下50mから湧き出る
<白菊水(しらぎくすい)>
鳥せい本店北隣
稲の豊作を願い白菊を愛でる翁(仙人)が、
「この地に日照りが続き、稲が枯れるような時、私が愛でた白菊の露の一雫より清水が湧き出す」
と告げたといわれる
その白菊の翁が姿を変えたと言われる「白菊石」が御香宮の境内に祀られている
清酒神聖山本本家の仕込水
<清和の井>
料亭 清和荘の玄関右
<茶碗子の井戸(ちゃわんこのいど)>
石峰寺の近くの小さな地蔵堂の横にある井戸
<常盤井水(ときわいすい)>
キンシ正宗構内
地下約105mから常に変わらず不変の水量をたたえるという井戸水
中硬水の水質として鉄分が少なく、カリウム・カルシウム・クロール等も適度に含まれており
低温でしっくり発酵しきめ細やかでまろやかな酒質には欠かせない水
御香水と同じ水源
清酒キンシ正宗の仕込水
<伏水(ふしみず)>
キザクラ・カッパカントリー
井戸の深さは約60m
ナトリウム・カルシュウム・マグネシウムなどミネラル分を適度に含み、
清酒特有のまろやかな口あたりを生み出す、酒造りに必要な生命の水として大切に守られている
<不二の水>
藤森神社
「二つとないおいしい水」といわれる
勝運を授ける水として信仰されている
<伏見トレビの水>
御堂前町内
1日に数cm〜10cmぐらいの速度で流れている地下水
数十年前に、桃山の丘陵や京都北山に降った雨水が湧き出ているといわれる