京都通(京都観光・京都検定)百科事典對龍山荘(たいりゅうさんそう)
對龍山荘(たいりゅうさんそう)は、京都東山西麓、南禅寺塔頭金地院の西隣にある山荘
明治時代に南禅寺界隈に造られた多くの別荘庭園の一つ
西側に建物があり、東側に庭園がある
<書院>
<茶室 聚遠亭>
<母屋>
<對龍山荘庭園(国の名勝)>
母屋の東に細長く広がっている
大きな園池を中心とした北側部分と、浅い小川を中心とした芝地の南側部分に大別される
東山の峰々を借景としている
琵琶湖疏水からの豊富な水を用いて、流れ・滝・池など多様な水景を演出している
茶室と露地があり、園遊のための芝生広場、池の東奥には菜園がある
南端の小滝から水を落として、浅い流れで北流させ、居室・茶室の前を通り、
書院の縁下を通って池に流れ込んでいる
池の東端では大滝と、伝落ちの滝から水を落とし、2つの滝の間に水車小舎がある
池には中島があり、渡しかけの橋と沢飛石で結ばれている
池・流れ・露地・借景など伝統的日本庭園のほとんどの技法を巧みに組合せられており、
小川治兵衛の造園スタイルを確立した庭園ともいわれる