京都の風習(ふうしゅう)(Manners of Kyoto)
京都人同士の間では、相手を思いやる気遣いが常日頃なされており、
その習慣や慣わしが暗黙の了解の中で結ばれ、律儀に守られてきている
これらの暗黙の気遣いがかえって、よそさま(京都以外の人たち)からすれば
「京都人は閉鎖的だ」とか、「いけず(意地悪)」と思われることがあるようである
一条通の
堀川に架かる橋
三善清行の蘇生や、渡辺綱と鬼女、陰陽師 安倍晴明の橋占など、多くの故事がある
嫁入りするときには、一条戻橋を渡ると実家に戻ってきてしまうと信じられ、決して渡ってはいけないとされる
11月の最初の亥の日に暖房機などの使い始めが行われる
お正月の三が日、お雑煮やお節料理などを食べるときに使われるお箸
柳でできた両細で中央のふくらんだ、柳箸が用いられる
両端が削られており、一方が神さまが使い、もう一方を自分が使う
8月16日に、あらめ(荒布)を炊いて仏壇にお供えをし、あらめのゆで汁を門口にまいて、
精霊さんがこの世に未練を残さないように冥土にをお送りするする風習
京都の正月は、小梅と結び昆布を入れ、お茶を注いだ大福茶(皇服茶)を飲んで、
白味噌仕立ての
お雑煮をいただくのが習わし
おくどさんの荒神棚には布袋さんを並べる
妊娠が、妊娠5ヶ月目に入った戌の日(いぬのひ)に安産を祈って「岩田帯」という腹帯をつける儀式
その土地の氏神様に、子孫誕生の感謝と、その子の成長を祈願される儀式
お祝いの訪問は、大安や先勝、友引の午前中に訪れることを、お互い暗黙の了解としている
<お正月と万年青>
元旦には、正月を無事に迎えられた喜びとして、いつまでも変わることのない万年青が飾られる
お正月には、神様も掃き出してしまわないよう、ほうきが使われることがない
いろいろなお祝いに対して返礼をすることを「おため」「おうつり」という
鴨川の川岸においてたたずむカップルやグループの間隔が、自然に等間隔になることをいう
八坂神社の神紋と、キュウリを輪切りにした切り口の模様が似ていることから、
八坂神社の祭事である
祇園祭の間は、恐れ多くもったいないこととされてキュウリを口にしない
鬼門(きもん)は、北東の方位のこと
鬼が出入りする方角であるとして、縁起が悪く、災いや厄がつくといわれ万事に忌むべき方角とされる
北東の方向の
鬼門に、邪除けにおかれる猿
厄除け・魔除けとして家の
鬼門に
南天が植えられる
玄関の戸口の上、「十二月十二日」と記されたお札を逆さまに張ると盗難除けになるといわれている
天の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいとされる地形状のシンボルが存在すること
中国の占いである風水が基になっている
「四地相応」とも称される
敷居は人の頭を表すといわれる
表の敷居は父親、裏の敷居は母親、中の敷居は子供される
それらの敷居を踏むことは、人の頭を踏むも同然であると考えられ、出世できないといわれる
地蔵菩薩の縁日(8月24日)に行われる、子供たちを中心とした町内会の行事
京都では、お客に家庭料理は失礼にあたるとされ出さず、仕出屋さんの料理でもてなす
11月15日に、数え年で3歳・5歳の男子、3歳・7歳の女子と、その両親が、
これまでの成長を感謝し、これからの成長を祈願して氏神さま(うじがみさま)・産土さま(うぶすなさま)に詣でる行事
古来より、数え年13歳に成長した男女が、成人の儀礼として、
法輪寺に参拝して
13歳の厄難を払い、智恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩に祈願する
隣家の鬼瓦の魔除けによって災いが降りかからないように、また、近所との人間関係を円満に保つように
玄関口の小屋根(こやね)に、鬼より強い魔除けの鐘馗さんが祀られる
(京都の建築)
2月節分には、鰯(いわし)の頭を焼いて、柊(ひいらぎ)の枝に刺し、家の門口に立て魔除けにする風習がある
生後100日か120日目に母乳以外の食べ物を初めて食べさせる行事
夏越祓(なごしのはらい)は、1月からの半年間の罪や穢れを払い、残り半年を無事に過ごせるようにと祈願する行事
6月30日に各神社で行われる
にらみ鯛(にらみだい)は、お正月の三が日のお膳に毎回並べられる縁起物
転居のときには、万年青(おもと)を植えてから入居する
8月1日のことで、「田の実の節句」ともいわれる
日頃、頼みごとをしてお世話になっている人に、その恩に感謝して贈り物がされる
花街では、芸妓や
舞妓さんがお茶屋や芸事の師匠宅へ挨拶に回る
服のほころびやボタンを直すとき、その服を着たままで、服に針を入れてはいけない
急いでいるときなどには、「脱いだ」と3回唱えて神さんに脱いだことにしてもらう
水引(みずひき)は、慶事・弔事などにおける贈り物の飾りひも
慶事・弔事などの用途に応じて、左右の色を選んで用いられる
お正月の三が日、お雑煮やお節料理などを食べるときに使われるお箸
柳でできた両細で中央のふくらんだ、柳箸が用いられる
両端が削られており、一方が神さまが使い、もう一方を自分が使う
【京都検定 第1回3級】
4.平安京の地相は「北に玄武、南に朱雀、東に青龍、西に百虎」といわれているが、現在の北の玄武はどこか?
77.切り口が八坂神社の神紋とよく似ていることから、祇園祭の間は口にしないといわれるものは何か?
78.京都の人々が転居に際して、いつまでも栄えるようにという思いで植える植物は何か?
85.この日に暖房の火入れをすることで、火事を防ぐという言い伝えのことを、「何の日の火入れ」というか?
86.正月は、迎えた神様が逃げていかないように掃除を控えることを「お正月の何」というか?
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