幽霊子育飴の伝説(ゆうれいこそだてあめのでんせつ)(Legend of YuureiKosodateAme)



場所:六道の辻(ろくどうのつじ) (京都市東山区大和大路通四条下ル小松町)   地図情報

 幽霊子育飴の伝説(ゆうれいこそだてあめのでんせつ)は、古くから葬送の地であった鳥辺山の麓の
あの世とこの世の境域といわれている六道の辻に残る伝説


 身ごもったまま亡くなった女性が、お墓の中で無事に産まれた子供のために飴を買って与えていたといわれる

故事

 桃山時代末期
 1599年(皇紀2259)慶長4年
 ある夜、六道珍皇寺の門前の一軒の飴屋に青白い女性が一文銭を持って飴を買いに来た
 そのことが6日間続き、7日目の夜にやってきたその女性は、お金を持っていなかった
 ご主人は、飴をタダであげ、後をつけてみると、女性は、高台寺の墓地へ入っていき姿を消してしまう
 すると墓地の土の中から赤ん坊の泣き声がしたため、そのお墓を掘り起こして、赤ん坊が助け出された

 女性は、身ごもったまま亡くなった江村氏の妻だった
 その女性は、三途の川の渡し銭として棺桶に入れられた六文の銭を、毎夜、一文づつ持って飴を買いにきて、
お墓の中で無事に産まれた子供に与えて育てていた

 赤ん坊が助け出されてからは、その女性が飴を買いに来くることはなくなったといわれる

 助け出された赤ん坊は、8歳のときに仏門に入り、無類の説法名手といわれる、
立本寺第20世 日審となる

 1666年(皇紀2326)寛文6年3月15日
  日審が、68才で亡くなったといわれる

六道の辻

 六道の辻(ろくどうのつじ)は、古くから葬送の地であった鳥辺山の麓
 あの世とこの世の境域といわれている地
 六道とは、人間の生前の善悪の行いによって導かれる冥界とされ
 天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄のこと

【その他】

 <幽霊子育飴
 六道珍皇寺から少し東に入ったところの門前の飴屋で売られている昔ながらの飴
 麦芽糖で伝統的な製法により作られている

 <落語「幽霊飴」>
 桂文の助の作
 「高台寺(こおだいじ)は、「子を大事」にする」と落ちる


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