鐘馗さん(しょうきさん)(Syouki-san)

 鐘馗さん(しょうきさん)は、京町家の小屋根(こやね)に祀られる魔除けの神さま


 江戸時代後期
 文政年間(1818年〜1830年)に書かれた石塚豊芥子の「街談文文集要」の「鬼瓦看発病」によると

 1805年(皇紀2465)文化2年の夏
 三条の薬屋が、家を新築したときに、大屋根に大きな鬼瓦を取り付けた

 しばらくして、向かいの家の奥さんが急病にかかり床に伏せてしまう
 いろいろ薬を飲ませたが効き目がなく、困り果てた医者は、向かいの家に大きな鬼瓦が乗っているのに気付き、
向かいの災いが鬼瓦の魔除けによって、降りかかってきているという

 向かいの主人に相談するが、聞き入れてもらえず、
 中国 玄宗皇帝を病に苦しめていた鬼を飲み込んだという鐘馗さんがいることを知り、
伏見の瓦屋に、鐘馗さんの像を作らせて、玄関の小屋根に、正面から向かい合うように据えた

 すると、奥さんの病気は、たちまちのうちに治ったといわれる





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