貴船神社(きふねじんじゃ)は、全国に約500社もある貴船神社の総本宮
樹木を育成する神の木生根(きぶね)(木生嶺)の神
祭神の高龍神(たかおかみのかみ)は、雨水をつかさどる神さまで、賀茂川の水源地にあたる水神として崇敬を集め、
祈雨八十五座の一つとされる
9月中旬〜10月中旬、貴船に多く自生していたため「貴船菊(きぶねぎく)」とも称される秋明菊の名所
紅葉の名所でもある
<貴船祭>
6月1日
新緑の中を神輿がお囃子の調べで氏子社中を練り回る
出雲神楽奉納や、乙女舞が雅やかに舞われる
かつて、イタドリ採り競争をしていたことから「イタドリ祭」とも称される
<夏越祓(なごしのはらい)>
茅の輪くぐりは、6月25日〜30日
神事は、6月30日
水無月の大祓式
1月〜6月の半年間の罪の汚れを祓い、残り半年を無事に送れるよう祈願される
茅の輪くぐり
神事として、神職に続いて、祝詞を唱えながら3回、茅萱(ちがや)をくぐり、厄除・悪疫退散が行われる
大川路の儀
全国から届けられた人形(ひとがた)を大祓詞を唱えながら、水神(貴船川)に流され、水の霊力によって罪穢を祓い除かれる
<貴船の水まつり>
7月7日
水の神に、命の水への恵みを願って徳をたたえ恩恵を感謝する祭事
神事の後には、裏千家による献茶式や、舞楽奉納、生間流(いかまりゅう)の式包丁が披露される
<水占みくじ(みずうらみくじ)>
境内の霊泉に浮かべると水の霊力によって文字が浮かんで見えてくる御神籤(おみくじ)
<絵馬の発祥>
雨水をつかさどる神さまとして、
晴れを願うときには「白馬」が、雨を願うときには「黒馬」が奉納されていたといわれる
後に、実際の馬に代わって、木の板に描いた馬が奉納されたことがあり、絵馬の由来となったといわれる
<縁結び・縁切り>
縁結びの神さまであり、
橋姫神社の由来となった丑の刻参り(縁切り)でも信仰されている
男女間、人と人、養子縁組、子授け祈願などあらゆる縁結びにご利益があるといわれる
<鉄輪(かなわ)>
貴船神社が舞台となっている能の演目の一つ
<和泉式部の歌碑>
「後拾遺和歌集」
和泉式部は、夫 橘道貞の心変わりに癒そうと貴船神社に参詣し、貴船川に舞う蛍を見て歌を詠む
「もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る」
すると、貴船の神から
「奥山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉散るばかりものな思ひそ」と返歌があったといわれ、
それで夫の愛を取り戻すことができたといわれる
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