出雲大神宮(いずもだいじんぐう)(IzumoDaiJinguu)


所在地:亀岡市千歳町千歳出雲無番地   地図情報

祭神:大国主神、三穂津姫尊(みほつひめのみこと)(大国主神の后神)
配祀:天津彦根命、天夷鳥命

社格延喜式式内社(名神大社)、丹波国一の宮国幣中社、単立神社

旧称:出雲神社
通称:元出雲、千年宮

ご利益:長寿、縁結び、金運

 出雲大神宮(いずもだいじんぐう)は、亀岡市の北東部にある丹波国一の宮で「元出雲」と称さる神社

 「丹波国風土記」によると
 「元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す」と記されており、
 和銅年間(708年〜715年)に、大国主神が、当社より出雲大社に勧請されたといわれる

 明治時代に、島根の杵築大社が「出雲大社」と称されるようになり、
当社は「出雲神社」から「出雲大神宮」と称されるようになり、「元出雲」と通称される

 第二次世界大戦後は、神社本庁にも属さず、単立神社となっている

 背後に、神体山「千年山」があり、「千年宮」とも称される

 吉田兼好の「徒然草」の第236段で、「丹波に出雲と云ふ処あり」と、出雲大神宮の旧称「出雲神社」のことが記されている

 亀岡市から京都市に流れる「保津川」は、祭神の三穂津姫命の「みほつめひめ」から命名されたといわれる

出雲大神宮 石碑(京都通メンバでないと表示されません)
石碑
出雲大神宮 鳥居(京都通メンバでないと表示されません)
鳥居
出雲大神宮 真名井の水(京都通メンバでないと表示されません)
真名井の水
出雲大神宮 夫婦岩(京都通メンバでないと表示されません)
夫婦岩
出雲大神宮 夫婦岩(京都通メンバでないと表示されません)
夫婦岩

【出雲大神宮の歴史・経緯】


【出雲大神宮の三大御神徳】

 <長寿>
 古来から、御神体山より絶えず湧き出ている清き霊水「真名井の水」は、
どんな病気にも効くといわれる痛み止めの水といわれる
 「天下の名水」といわれる

 <縁結び>
 単純に男女の仲を結ぶだけでなく、全ての人が幸福であるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれるように、
「人の幸福の縁を結んで下さる」といわれる

 <金運>
 常に清き誠の心を以て、負い持つ生業の道に励み信奉することといわれる

出雲大神宮 神石(京都通メンバでないと表示されません)
神石
出雲大神宮 本殿(横)碑(京都通メンバでないと表示されません)
本殿(横)
出雲大神宮 中鳥居(京都通メンバでないと表示されません)
中鳥居
出雲大神宮 磐座(京都通メンバでないと表示されません)
磐座
出雲大神宮 みかげの滝(京都通メンバでないと表示されません)
みかげの滝
出雲大神宮 神石碑(京都通メンバでないと表示されません)
神石
出雲大神宮 境内案内(京都通メンバでないと表示されません)
境内案内
出雲大神宮 招霊木(京都通メンバでないと表示されません)
招霊木

【出雲大神宮の境内】

 <本殿(重要文化財)>
 709年(皇紀1369)和銅2年の建立
 1345年(皇紀2005)興国6年/貞和元年
 足利尊氏によって改修されたといわれる
 平入三間社流造、檜皮葺の中世神社建築の様式
 正面に一間の向拝があり、前庇を外陣、身舎を内陣・内々陣にあて、奥に行くに従い格式を高めてる
 外陣と内陣部分には高欄付きの縁があり、
身舎側面の中央柱の所に脇障子を立てて見切り、身舎後半部には縁がない

 <拝殿>
 妻入入母屋造・檜皮葺・舞殿形式
 1878年(皇紀2538)明治11年の建立
 10月21日の例大祭や、4月18日の花鎮祭に、巫女による御神楽「浦安の舞」が奉納される

 <中門>
 平入切妻造

 <磐座>

 <真名井の水>
 御神体山より絶えず湧き出ている清き霊水
 日本水質保健研究所によると、「ミネラルがバランスよく含まれる健康によい理想の水」とされる名水

 <招霊木(おがたまのき)>
 モクレン科の常緑高木
 参拝者に神徳を与え、人々に幸福を授ける神宿る木として崇められている
 樹齢1500年以上
 胸高幹周1.5m、樹高15m
 3月中旬〜下旬に、可憐な花を付け、10月に赤い実を付ける

 <みかげの滝>
 <夫婦岩>
 <手水舎>
 <参集殿>
 <社務所>

 <神宮寺>
 1871年(皇紀2531)明治4年
 出雲極楽寺として借地移転する
 十一面観世音菩薩像(重要文化財)が安置されている

 <古墳>
 131年(皇紀791)成務天皇元年以降頃
 前方後円墳車塚古墳
 成務天皇のものと推定されている

出雲大神宮 春日社(京都通メンバでないと表示されません)
春日社
出雲大神宮 稲荷社(京都通メンバでないと表示されません)
稲荷社
出雲大神宮 稲荷社(京都通メンバでないと表示されません)
稲荷社
出雲大神宮 辨財天社 鳥居(京都通メンバでないと表示されません)
辨財天社 鳥居
出雲大神宮 辨財天社(京都通メンバでないと表示されません)
辨財天社

【出雲大神宮の摂末社】

 かつては、36社の摂末社を有していたが、兵火により失われてしまっている

 <上の社>
 祭神:素戔嗚尊厄難消滅の神
    櫛稲田姫尊(くしいなだひめのみこと)
 上の社祭:毎月14日
 上の社の本殿は、出雲大神宮本殿を手本にした、向拝を設けた流造で、一間社の珍しい構造
 擬宝珠に、創建が文化10(1813)年と刻まれている

 <黒太夫社>
 祭神:猿田毘古神 万事導きの力を司る国津神
    大山祇神 全ての山を司る神
 黒太夫社祭:毎月8日
 黒太夫社は、当地の氏子祖先神を祀るといわれ、本殿に参拝するに先立ってお参りされる

 <笑殿社>
 祭神:事代主神大国主神の御子神)商売繁盛の神
    少那毘古名命(すくなひこなのみこと)温泉を民衆に広めた医薬・健康の神
 笑殿社祭:毎月14日

 <春日社>
 祭神:武甕槌命(たけみかづちのおのかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)
 武甕槌命は、大国主神による国造りが終わり、皇孫に国譲りの際に、天津神の使者として遣わされた神で、武勇の神さま
 天兒屋命は、古来より祭祀を司ってきた藤原氏の祖神で、勉強・受験の神さま

 <稲荷社>
 祭神:宇迦之御魂神 五穀豊穣・商売繁盛の神
 稲荷社祭:毎月23日

 <崇神天皇社>
 祭神:崇神天皇(みまきいりひこいにえのみこと)(第十代天皇)
 崇神天皇社祭:毎月14日
 当社が、崇神天皇により再興されたといわれている

 <辨財天社
 祭神:市杵嶋姫命 芸能・財運・女性の神
 辨財天社祭:毎月23日
 宗像大社に祀られている三女神のうちの一人の御分霊が祀られている

 <祖霊社>
 例祭日:春分・秋分の日
出雲大神宮歴代の神職、役員、総代氏子や、特別崇敬者の物故者を顕彰して祀られている

 <御蔭山>
 祭神:国常立尊(くにとこたちのみこと)
 國祖祭:毎月25日
 本殿が建てられる以前から尊崇を集めてていた御神体山
 古くから「千年山」と称されている

 <磐座>
 大國祭:毎月15日

【出雲大神宮の文化財】

 <木造男神坐像2躯(附木造男神坐像1躯)(重要文化財)>

【祭事】

 <歳旦祭> 1月1日

 <粥占祭(よねうらさい)>
 1月15日(小正月)
 3本の竹筒に入った粥の米と小豆の量で一年の稲の収穫の豊凶が占われる
 前夜
 宮司による火入れ神事(浄火)が行われたあと、秘伝の方法により神饌所で小豆を混ぜた粥が炊き上げられる
 午前7時
 本殿で祭典が行われ、炊き上がった粥と共に御神前にお供えされた後、宮司により粥占が行われる
 3本の竹筒に、一、二、三と刻まれ、一は早生(わせ)、二は中生(なかて)、三は晩生(おくて)を示す
 炊き上げた粥を椿の葉で包み御神札と一緒に竹筒に挟み、豊作の御守として田畑に挿しておけば、虫除けになり、豊作になるといわれる

 <紀元祭> 2月11日
 <祈年祭> 2月17日

 <私大祭(鎮花祭)>
 4月18日
 京都府無形文化財 風流花踊
 拝殿において、雅楽に合わせて、巫女による浦安の舞が優雅に奉奏される
 雨乞い神事が由来といわれる出雲風流花踊も行われる

 <夏越大祓式
 6月30日
 大祓式は、古来より続く伝統行事で年2回行われる
 保津川の清流にて、上半期の罪や穢れの一切を祓い清める

 <秋祭(法會)> 8月18日

 <例大祭>
 10月21日
 奈良時代中期 709年(皇紀1369)和銅2年10月21日に
 出雲大神宮の社殿が創建されたことに由来する

 <新嘗祭> 11月23日
 <師走大祓式> 12月31日

【出雲大神宮へのアクセス】

 JR山陰本線(嵯峨野線) 亀岡駅から
 京阪京都交通バス 約15分 「出雲神社前」下車すぐ

 駐車場あり


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