綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)

平安時代の私立学校

旧所在地:京都市南区西九条池ノ内町(藤原三守邸宅跡)   地図情報

創立者:空海
創立:829年(皇紀1489)天長6年12月15日

 綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)は、平安時代に、空海が庶民のために創立した私立学校

 「綜芸」とは「あらゆる学問」、「種智」とは「仏の智」の意味

【綜芸種智院の歴史・経緯】

【綜芸種智院】

 当時の大学や国学が、限られた身分の子弟を入学させ、かつ儒教中心の教育を行っていたことから
 大学・国学に入れない庶民を対象とし、仏教・儒教や各種学芸の綜合的教育を目的とされた

 「綜芸」とは「あらゆる学問」、「種智」とは「仏の智」の意味がある

 当時の大学は、中央の教育機関であり、貴族の子弟を対象としており、
 国学は、地方の教育機関であり、郡司の子弟を対象とするなど身分制限があった
 主に儒教を専門に教育されており、仏教・道教などは扱われていなかった

 藤原三守から譲り受けた左京九条(現在の南区西九条)の九条邸に設置された

 <「綜芸種智院式」(「性霊集」巻十)>
 828年(皇紀1488)天長5年、空海の自筆の著書
 教育施設の設立を提唱し、天皇・大臣諸侯・仏教諸宗の高僧など、広く世間に支持・協力を呼びかけた
 「綜芸種智院式并序」には、身分貧富に関わりなく広く門戸を開くこと、
 全学生・教員への給食制を持って学ぶことができること
 俗人も僧侶も、儒教・仏教・道教などあらゆる思想・学芸を総合的に学ぶことができること
 仏教および外典の教師を招くこと
 藤原三守が寄進した左京九条の邸宅に設立されたこと、などが記されている

【その他】

 <種智院大学>
 京都市伏見区向島西定請
 学校法人 綜藝種智院の運営
 2002年(皇紀2662)平成14年に開校


【京都検定 第1回3級】

27.唐から戻った空海により真言密教の根本道場に定められ、庶民のために建立された学校を何というか?

【京都検定 第4回2級】

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