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化野(あだしの)
Adashino

所在地:京都市右京区嵯峨鳥居本化野町   地図情報

地域:二尊院から化野念仏寺にいたるあたり

小倉山のふもと

 化野(あだしの)は、平安京の東の鳥辺野、北の蓮台野と並ぶ西の葬送の地だったところ
 古くから歌枕にもなっている地

【化野の歴史・経緯】

 平安時代
 庶民は、非常に貧しく、道端や河原に人が倒れたまま放置されるなど日常的であったといわれる
 西の化野は、庶民の野辺送りの場所の一つで、自然の風化に任せて放置する風葬が行われていた

 811年(皇紀1471)弘仁2年
 弘法大師 空海が、風葬の惨めさから、里人に土葬を教え、伝染病の発生も押さえるために、
野ざらしとなっていた遺骸を埋葬し、葬られた人々の供養のため千体の石仏を埋める
 小倉山寄りの地を金剛界、曼陀羅山寄りの地を胎蔵界と見立て、
両界の中間を流れる曼陀羅川の河原に、五智如来の石仏や、お堂を建て、
「五智山(ごちざん)如来寺(にょらいじ)」を創建したといわれる

 弘法大師は、風葬の惨めさから、里人に土葬を教え、伝染病の発生もおさえたといわれる

 鎌倉時代初期
 法然上人が、常念仏道場としたことから念仏寺となり、「化野念仏寺」と称されるようになる

【名前の由来】

 「化野」の「化」は、生が「化」して死となるという意味を含み
「あだし」とは、「はかない」「むなしい」という意味がある
 この世に再び生まれかわる願いや、極楽浄土に往生する願いが含まれているといわれる

【その他】

 化野念仏寺の周辺は、嵯峨鳥居本重要伝統的建造物群保存地区となっている

【アクセス】

 京都バス 鳥居本 徒歩5分


【京都検定 第3回3級】


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